夫が会社員だった時のこと(前職に入社するまで)
2回目の投稿は夫が主夫になる前、会社員時代の事を書こうと思う。
大学卒業後、オーナー一族が経営する40名弱の中小企業へ入ったのだが、
卒業した年の8月、一般的な新卒社員より4ヶ月遅れての入社。
ひと足遅れて入社となったのは、
夫は大学時代に就活して内定をもらい、夏休みにインターンで働いてみたものの、
会社員として働くイメージができず、内定を辞退し司法書士の勉強をするため、
予備校に通った時期が卒業後~6月まで2ヶ月程あったからだ。
大学卒業後はひとたび予備校に通い始めたものの、
大学の同級生(と言っても友達はほとんどいない)が社会に出て働いているのに
自分だけ取り残されているという劣等感にさいなまれ、
やっぱり自分も働こう、と思ったようだ。
そして6月頃から就活を始め、2ヶ月後に冒頭の中小企業へ入社することになった。
夫と私は同じ大学・学部で大学1年生のクラスが同じだったこともあり、
お互い数少ない友人(私に至っては夫しか大学で友達ができなかった…)だったので、
この時期夫から(この時は夫ではなかったが)はよく悩みを聞いたものだった。
まだ付き合う前で、必死に夫の心をゲットしようと、今から思えば自分でも呆れるほど
親身に話しを聞いていたと思う(笑)
そして夫はこの時入社した会社に丸八年在席し、退職、主夫になった。
もともと夫はかなり我が強く、波風を立てることを恐れる会社員の雰囲気とは
全く異なる人柄なので、8年間も同じ会社にいたこと自体が私には驚きだ。
また、この会社自体、小さなオーナー企業にありがちな
かなりブラック企業色が強い会社で、
退職後、夫は「もう会社員には戻りたくない」と頻繁に口にする。
(おいおい、未だ会社員の私はどうなるのさ、と言いたいが黙っている)
次回は入社後からのことを書こうと思う。