ヒラとバイト

会社員を辞め主夫になった夫との生活記録&日々の考えの発表

会社員時代と現在のお金のこと

今回はお金について。

長ったらしい文章なので、

読めたら読んでください。

 

2、3ヶ月悩んでいた夫は、

ひとまず11月末からバイトを始めることになった。

 

職種はショップ店員。

週2、3日・平日のみ午前10時~午後4時までの6時間。

通勤は自宅から自転車で20分程。

休憩時間を引いた一日の給料は5,750円。

1ヶ月に11日程出勤で月63,250円の稼ぎだ。

 

なんだ、学生のアルバイト代のくらいじゃないか、

と思われる方がほとんどだと思う。

 

金額だけで言えば現在の夫の収入は確かに少ないかもしれない。

ただ、私たち夫婦の場合、夫が会社員だった時より

金銭面ではもちろん色々な面で今の方が豊かなのだ。

 

今回はお金についての記事なので、

金銭面についての変化を書こうと思う。

その他に豊かになったことについては、また今度。

 

現在、夫の収入が激減したにも関わらず、

金銭面で豊かになったのは夫・私とも、

夫が会社員時代に比べ使うお金が圧倒的に減ったためだ。

実際に手元に残るお金は以前よりずっと増えている。

 

さて実際どのくらい変化があったか。

 

現在、夫が使うお金について。

まず、バイトが無い平日。

夫は家事をやってくれたり、執筆活動をしているため、

基本的に1日に使うお金は0円。

 

次にバイトがある日。

バイトへは水筒を持ち自転車で行き、

お昼は休憩時間を15分に短縮してもらったようなので食べない。

(心配なのでたまにリュックへチョコを入れておいたりするけど)

暑い季節は帰りに100円位のジュースを買うこともあるようだが、

バイトがある日も基本0円(もしくは100円)。

 

1ヵ月平日20日間として、夫が自分自身で支払うお金はひと月1,500円程。

(少ない月は1,000円使ってないと思う)

 

その他には美容院は自宅で私がカットするため0円。

書籍月1万円、洋服月5,000円。

 

現在…ひと月16,500円(多くて)

 

これに対して会社員時代は、

朝…毎朝ドトールでコーヒー:284円

昼…営業移動中の飲み物2本:320円(コンビニで160円×2本)

  取引先・上司との昼食 :1,000円(銀座のため最低この位はかかる)

夜…残業中の弁当+酎ハイ :656

一日合計         2,260円

これを平日20日      45,200円

 

上記は最低限で、これに経費精算できない取引先への手土産代や、

取引先の商品の購入代等(月1万円位)が追加されるので、

ただ会社員として平日を過ごすだけで55,200円もかかっていたことになる。

 

さらにここぞとばかりに言わせてもらうが、

夫は美容院へ月に必ず1度行き、

スタイリストを指名し、カットと何だかよく分からない

ヘッドスパのようなオプションで1回につき7,560円も支払っていた。

また、スーツ・シャツも年4回、1回10万円(1年40万、1ヵ月平均にすると3.3万)、

2週間に1度はアウトレットへ行き、7、8万円(1ヵ月15万位)をぱっと使うのだ。

その他にも書籍に月2万、文具など月1万、挙げればきりがない…

 

これだけで会社員時代に掛かった金額はひと月最低28万円弱にもなる。

 

手取り額より多い額を使ってしまっているにも関わらず、

当時夫はこれらを「必要経費」と言い張っていた。

「それ本当に必要かよ?」と何度も言いたい衝動にかられつつも、

当時の夫はいつも苛立っており、そんな事を口にした日には、

何倍もの嫌味が返ってくることが分かり切っていたので、

それを聞くのも嫌だった私は、

買うことで夫の気持ちが少しでも晴れるならいいや、

と思い支払い続けた。

今思い返せば私もかなり病んでいたと思う。

 

会社員時代の夫は物を買う事で不満を発散していたというよりは、

買ったものを(自慢こそしないまでも)同じ会社の人達に(暗に)見せつけたり、

お店のお得意さんになり特別な対応を受けることで、

属していた組織では決して得られない承認欲求を満たそうとしていたのかもしれない。

そう思うとちょっとかわいそうな気がしてくる。

 

さて、現在と会社員時代では…

現在(16,500円)と会社員時代(280,000円)の差、実に263,500円\(o)/!

このひと月263,500円の差、

正社員の若い男性の手取り位なんじゃないか。

(正確にはその他に個人年金や携帯代などがあるので、

この差額=貯蓄額ではないけれど)

これが毎月貯蓄できると考えると、金銭面だけをとっても

私たち夫婦にとっては夫は会社を辞めて正解だった。