夫を扶養に入れる手続きについて
前回は有給消化についての記事だったが、
最終出勤日直前、会社から次の5点の書類をもらえるよう、
総務へ依頼してくるように夫へ頼んだ。
1)退職証明書
2)健康保険資格喪失証明書
3)雇用保険被保険者資格証明書
4)離職票
5)退職年度分の源泉徴収票
1)~5)の書類があれば、
失業保険受給の手続を受けることも、
扶養に入ることもできるので、
もしこれから退職を検討している方は、
少なくとも上記5点の発行を依頼されるべき。
(もちろん転職して次の会社への入社時にも、
大体の企業で3)5)は必要となる)
4)5)は発行に少し時間を要するため、
通常は退職後1ヵ月程(もしくは最終給与の後)で
手元に届くこととなる。
さて、夫の場合、
とりあえず総務に依頼はしたようだったが、
担当者の反応が微妙だったようだ。
夫のいた会社は30名程度の規模で、
これまでの退職者は5、6年に1人いるかいないか、
いたとしても定年退職という、
人員の入替りが極端にない会社だ。
そのため、担当者が退職手続を行うのが、
実に数年ぶりであったりするので、
営業部社員の夫が必要な書類のリストを持ってきたのには
面食らったようなのだ。
私(妻)は50名程の企業で管理部門をほぼ一人で担当しており、
退職者がいない月がめずらしいくらい出入りの激しい会社にいる。
そのため、入社時にはド素人だった労務関係業務も、
必然的に詳しくなり、この時役に立った。
退職後、夫が扶養に入るという方向で夫婦間で合意できていたので、
退職後に、夫から旧職場へ資料の再度発行依頼などをする必要がないように、
かなり前の段階で私は会社の社労士へ連絡し、
必要となる書類、記載事項を確認し、
万全の準備をして退職日を迎えた。
さて、夫の会社総務はというと…
せっかく必要な書類リストを持っていったというのに、
退職後、ぽつぽつと送られてくる書類の中に、
1)の退職証明書が無いではないか!!
もぅ全く、使えないなコノヤロウ。
二度手間取らせやがって。
まぁ、そんなことで無事扶養加入の手続も完了し、
晴れて夫は「被」という保険証を手にしたのであった。